バジャウ族に会いに行ったら沈没しかけた話。
こんにちは〜
大学卒業後に就職もせず海外をフラフラしてる五味蓮です。
みなさん、バジャウ族って知ってますか?
世界一周1カ国目フィリピン・セブでのある日、ネットサーフィンしていたところ、バジャウ族の存在を知りました。
"海の上で生活している民族?"
"え、しかも日本人が住んでる?"
これは行くしかないと直感で思いました。
その村に住む日本人はどうやら松田大夢というらしい。Twitterでメッセージを送ってみたところオッケーの返事が来たので村に招待してもらいました!普通に行こうと思ってもたどり着けなさそうな場所でした。
彼が松田大夢。
僕と同じ22歳。高校を卒業3日前に中退して国内外をふらふらしていたらバジャウ族と出会い、村に受け入れられて一軒家を建設。最近は、気づいたら結婚してて子供が生まれたらしい。なんだそれ、面白すぎでしょ笑
バジャウ族とは、海沿いを拠点に高床式の水上住宅をつくって暮らしている民族です。海の上だから土地代も家賃もかかりません。
リゾート地で観光客が多いイメージのフィリピンにこんな場所があったのかと驚きました!

ただ、最近では近隣の都市開発により村の透き通っていた海も一変してゴミだらけ。その影響で昔からの漁業もなかなか出来なくなって陸に働きに出る人もいるみたい。同じフィリピン人でもバジャウ族のことを良く思ってない人も多くてわざわざゴミを捨てに来る人もいるんだって。
でも彼らはすごく楽しそうに生活しているし、ご飯が食べれて寝れる場所があるから幸せだって言ってた。1日だけだけど、ヒロムの家に泊めてもらって彼らと一緒に生活してみて、彼らの生活スタイルや現状から学ぶことがたくさんありました。
なんていうか、とりあえず居心地が良すぎるし安心感があって自分の家に帰ってきた感覚。ヒロムが住んでる理由も分かる気がする。
メディアでも取り上げられるようになって、日本人もこの村を訪れることが多いみたい。一緒に酒飲もうって誘ってくれたり、おいしい料理を振舞ってくれたり、とても親切な人たち。
僕にとって、とても貴重な体験ができたし来られて良かったなって思う!予定が無ければもっと居たかったしもっと早く来てれば良かったなあって。本当に沈没しかけた(沈没っていうのは旅人がいい意味でその場所からなかなか抜け出せないこと)。
案内をしてくれたヒロムと迎え入れてくれたバジャウ族のみんなにありがとう。感謝しかない。また絶対戻ってくるって決めた。
そんなヒロムのSNSやブログをぜひチェックしてみて!
ありがとう!!